カラフルな世界、モノクロの日常

鉄道、城、サッカーなど、自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししてきました。

東武小泉線

今年は梅雨明けが遅く、せっかくの4連休だというのに、天気が安定しません。

7月23日も、雨が降ったり止んだりの予報。それでも、午前中の降水確率は低く、早く出かけてしまえば何とか雨を回避できるかも。

 

ということで、北千住7:22の館林行に乗車。さらに乗り継いで、8時過ぎに太田駅に到着しました。

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ここからは、東武小泉線に乗り換えます。

駅南側の短いホームにいたのは8000系2両編成。私鉄版103系といわれた8000系も少なくなってきました。

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小泉線の列車は、桐生線赤城方面と直通運転を行っています。

しかし、太田駅で長時間停車する列車が多く、直通需要に配慮したものとは思えません。どちらかというと、運用上の都合による直通運転のように感じられます。 

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館林から太田へは、足利を経由するため北に迂回している伊勢崎線に比べて、小泉線経由の方が距離は短いです。

しかし、運転本数を考えると、伊勢崎線経由の方が圧倒的に便利です。「りょうもう」に乗れば都内まで直通ですし。

所要時間でいえば、小泉線経由の方が早くなるものもあるみたいですが、わざわざそれを選んで乗る人はいないでしょう。

 

 

乗車した列車は、8:33に東小泉に到着しました。

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小泉線は東小泉で運転系統が分離されており、乗り換えが必要になります。

西小泉行まで30分近くあるので、歩いてしまうことにしました。

ちなみに、日中は、太田⇔西小泉の移動が便利なようにダイヤが組まれているようです。(このことからも、小泉線経由の太田⇔館林は想定されていないことがわかります)

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小泉町駅。町名は大泉町ですが、駅名は小泉町です。ややこしいですね。

駅舎があったと思しきコンクリートの基礎の向こうに片面ホーム。駅としては最低限の設備です。

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寄り道したので、西小泉駅に到着したのは9:50ころ。

小さな駅舎は2017年に建て替えられたもの。独特な色づかいは、この街にブラジル人が多く住んでいることから、ブラジル国旗を参考にしたものだそうです。

 

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この駅の南側、利根川河岸まで仙石河岸線という貨物線が伸びていました。

1976年に廃止になり、その跡地は遊歩道や公園が整備されたとのことで、少し歩いてみることにしました。

乗車予定の列車まで1時間半弱。何とか戻ってこられるでしょうか?

 

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遊歩道はとてもきれいに整備されています。整備されすぎて鉄道の遺構を見ることはできません。

 

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歩きだして35分。一向に利根川が見えてきません。

仕方ないので、引き返すことにしました。

後で地図を見ると、さらに10分ほど歩けばたどり着けたみたいです。また、駅前に熊谷行のバス停がありましたので、このバスをうまく使えばよかった、とも思います。

 

この仙石河岸線は利根川を越えて、熊谷まで延伸する計画がありました。実際、架橋の工事は着手されており、その名残の橋脚が1本残っているとのことです。(それを見たかったのですが。。。)

また、利根川の南側は東武熊谷線として妻沼まで開業していました。湘南2枚窓の単行気動車が行きかうのどかな鉄道でしたが、1983年に廃止になっています。

 

この熊谷行のバスは、この計画の名残なのですね、たぶん。

 

 

東小泉11:24発の館林行に乗車します。列車は1000系2両編成。

日中は1時間に1本の運転ですが、それでも50人ほど乗り込んできました。

 

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その半数が東小泉で太田行に乗り換え。車内は閑散としましたが、篠塚、本中野、成島と停車するたびに乗客を増やし、館林到着時には立ち客が出るほどになっていました。

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