カラフルな世界、モノクロの日常

鉄道、城、サッカーなど、自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししてきました。

訪城記 ~松山城~ 【2016.4.30】

宇和島から列車で松山に移動しました。
伊予市駅伊予鉄道に乗り換えて松山市駅に着いたのは15時少し前くらいでした。

松山城に行くのは3回目。今回は、今まで登ったことのない県庁裏登山道を登っていくことにしました。
本丸への登山道は4本ありますが、県庁裏登山道は松山城の縄張の特徴である登り石垣がよく観察できます。

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揚木戸門跡、大手門跡を過ぎると、太鼓櫓の下に出ます。

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折り返すと戸無門。ここを通る敵は背中に太鼓櫓からの攻撃を受けることになります。
戸無門には文字通り戸がありません。後年失われたわけではなく、元々取り付けられていなかったようです。
その理由については、敵を戸惑わせるためとかいろいろ言われているようです。
個人的には、「なんだかんだで戸があったほうが防御には優れているのではないかい?」なんて思ってしまうのですが。

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戸無門を潜ると筒井門。奥には隠門というもう一つの門があります。
この隠門は文字通り奥まったところに隠れるように存在しており、筒井門を攻める敵に側面攻撃を加えるためとのことです。

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さらに太鼓門。ここを通るとようやく本丸です。
山の上にも関わらず、思いのほか大きいです。山を削り、埋めたその土木量を考えると圧倒される思いです。

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天守曲輪に入る前に、搦手の方に行ってみます。
野原櫓は望楼式の二重櫓。
そして、乾門と乾櫓。

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ちなみに艮門は工事中で立ち入り禁止でした。

そして、天守曲輪。本壇ともいわれます。
天守を中心として、複数の門と櫓で四方を囲み、横矢の連続です。小天守、南隅櫓、北隅櫓で構成される連立式天守も鉄壁。
細かく書くときりがないので、写真を多めにのせておくようにします。

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天守の中に入れるのは17時までですが、本丸自体は21時まで開放しています。
この日は快晴だったので、少し時間をつぶして夕陽を見ることにしました。
瀬戸内海の島陰に沈む夕陽、とても美しいです。

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そして、夜景。
天守もライトアップされて闇に浮かんでいます。

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気が付けば、周囲には誰もいません。
帰り道は少々おっかなかったです。


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