訪城記 ～樺崎砲台～ 【2016.4.30】

想定より早く宇和島城を見終わってしまったので、少し足を延ばして樺崎砲台にも行ってみました。歩いて20分ほどで到着しました。

樺崎砲台は宇和島藩が1855年に築造した砲台です。実戦に使われた実績はありませんが、イギリス艦が入港したときに礼砲を発射したりしたとのことです。
砲台である以上海に面していないと意味がないわけですが、あいにく周囲は埋め立てられてしまいましたので、石垣の前に溝を掘ることで辛うじて往時をしのべるようにしてあります。

5門の砲台があったとのことですが、北半分は民家が建っていて現存していません。
1つだけ残った砲門もコンクリートで補強されています。

裏にまわってみます。
敷地の入口には柵があり、門が半開きになっていました。

敷地内で草刈りをしている人がいたので訊いてみると、自由に見学してよい、とのことだったので中に入らせてもらいました。

電車の時間が迫ってきてしまいましたので、10分程度の見学で駅に向かいました。

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