カラフルな世界、モノクロの日常

鉄道、城、サッカーなど、自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししてきました。

KATOの古いカタログ

ブックオフでKATOの古いカタログを見つけました。
発行時期は良くわかりませんが、20周年記念のC50 2両セットが掲載されていますので、
おそらく30年くらい前だと思います。

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内容は、とても興味深いです。
モデルの種類は少ないですが、意欲を感じます。
セット販売が主となった現在と違い、あらゆる車両が単品販売されています。
そういえば、昔はお小遣いをためて1両ずつ買い足すのが普通でしたよね。セットを買うのはかなり勇気が必要だった記憶があります。
もちろん、車両セットも掲載されていますが、すべて6両セット。ユニットやMT比などお構いなしの6両セットです。今、このようなセットを出すとネットで炎上しそうな感じですが、単品販売もありますので、特に問題にはならなかった(というか気にしなかった?)ものと思います。

業界の在り様がこの15年ほどで大きく変化してしまったので、隔世の感があります。


予定品も多数掲載されています。
その中には最近になってようやく発売されたものも多数あります。
FE62やEF63、EF81-300、ED76、DD54、DF50、DD16…
ワサフ8000やスニ41は試作品も掲載されています。
C59は最近ようやく製品化が決まりました。

一方、いまだに製品化されないものも。
D52、D62、EF58デッキ付は、今製品化すればかなり売れそうに思うのですが。
そして、東急5000系が予定品に記載されているのが驚き。レジェンドコレクションで製品化できませんかね?

さらには、今はカタログ落ちしてしまったり、長らく生産がされていないものもあります。
その中でも415系、169系、京急800系あたりにはぜひ復活していただきたいです。(完全に個人的な願望です)
もちろんそのまま再生産はできないと思いますので、現在の水準にリニューアルが必要だと思いますが。


最近は技術の進歩が著しく、ディテールは当時と比較にならないほど向上しました。
一方で、細密化、細分化が進んだ結果、ついていけなくなっている自分がいるのも事実です。
台車の違い、番台の違い、改造による変遷、車番の履歴…私にはその違いが判るほどの知識はありませんので。

趣味の世界なので、ディテールが際限なく追求されるようになるのは必然であり、その恩恵を私も受けているのは間違いないところですので、何をどうというつもりは全くないのですが、
おおらかに楽しんでいればよかった(あるいはそれで十分楽しめていた)時代がすこし懐かしくもあります。


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