カラフルな世界、モノクロの日常

鉄道、城、サッカーなど、自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししてきました。

2013年8月12日 下津井電鉄児島駅

下津井電鉄という軽便鉄道がありました。
1914年に茶屋町から下津井まで全通。宇野線開業により宇高航路に移ってしまった四国連絡のメインルートへの対抗として計画され、開業しました。
後に、1972年に茶屋町~児島が廃止され、他の鉄道路線との間に接続を持たなくなったものの営業を続け1991年1月1日に全線廃止となりました。
1991年はわずか22年前。結構最近まで残っていたんですね。

瀬戸大橋線が開通したのは1988年ですので、その時点で孤立は解消されたことにはなりますが、起爆剤にはなりませんでした。
現在は廃線跡がサイクリングロードとして整備されており、そのルートは例えばyahoo地図の衛星写真等で容易に追いかけることができます。

下津井電鉄児島駅はJRの児島駅から歩いて10分位のところにあります。
当時の駅舎がそのまま残されています。
もちろん駅の表示はありませんが、ホームを覆うドーム型の屋根が独特です。
ホームは頭端式で駅前の道路も整備されてしまっていますので、茶屋町~児島が現役だった時代の遺構は確認できませんでした。

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駅舎は普段シャッターが下りていますが、金、土、日、祝日の昼間(8:30~17:00)は入れるようです。
今日は休みの日だから中を見れる。ラッキー…
って今日は月曜日じゃん。。。お盆休み中だから曜日の感覚が狂ってました。


駅の裏に廻り込んでみます。
こちらからも駅舎に入ることはできず、柵の外から眺めるだけです。

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反対側にはきれいに整備された道が廃線跡特有のカーブを描いて続いています。
線路も枕木も架線も全てきれいになくなっていますが、唯一架線柱だけは当時のまま残されています。

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廃線跡を100mほど歩いて、児島駅に戻りました。
電車の時間が迫っており、途中から走りました。
おりしもピーカンで猛暑の8月。駅に着いたころにはフラフラでした。
電車に乗り込んだ後も動悸が激しく、頭も痛くなってくる始末。これは熱中症ですな。

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