走り勝った試合

攻守の主軸を欠いた状態でどうなるかと不安でしたが
勝ち点3という最高の結果を得ることができました。

お互いに守備がザルでノーガードのたたき合いのような試合。
ただ、お互いに攻撃もザルでしたのでゴールになることはなく
結果として拮抗した展開になったと思います。

個人的にはここ何試合かで一番楽しめた試合でした。
その理由を考えてみると、端的には運動量の違いだと思いました。
平均年齢が若くなったせいか、今までになく攻守にアグレッシブな印象。
ミスが多く、決定的な場面に決めきれず、もったいない失点もあり、とても満足できる内容ではなかったとは思いますが
後半完全に足が止まった対戦相手を尻目に、最後まで落ちずに走り切ったというのは
チームにとって新たな自信になったのではないでしょうか。
結果もついてきたわけですし。

もっとも、このクオリティでは来週のG大阪は正直厳しいと思います。
ただ、全体的に運動量を上げつつ、ベテランに要所を締めてもらうという好循環が生まれれば、楽しいサッカーが見れそうな気がします。

蛇足ながら…
米倉のSBに懐疑的な私ですが
昨日の米倉は今までで一番SBらしい動きをしていたように思います。成長著しいですね。
結果、派手なオーバーラップは少なくなってしまったので少々複雑な気分。
SBが絶対的に不足している状態ですので、米倉SBは仕方ないとは思いますが
このままSBとして成長して言った結果、特徴であるフィジカルを生かした攻撃力がそがれてしまうようだとちょっともったいないなって思うわけです。
やっぱり、前線で生きる（生きてほしい）選手だと思いますし、その方が相手にとっても脅威だと思いますので。

2013.6.29
ジェフユナイテッド千葉2-1東京V（フクアリ）

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