カラフルな世界、モノクロの日常

鉄道、城、サッカーなど、自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししてきました。

プロ野球雑感

昔は巨人ファンでした。
今はあまりプロ野球を見なくなりました。
見てもパ・リーグ。しかも民放の中継は見ません。

特に最近の巨人の横暴ぶりには見てて腹が立ちます。
そう、今はアンチ巨人です。
最近出てきた数々の問題、契約金の上限、原監督の不倫もみ消し1億円、菅野のドラフト…
そのすべてがウヤムヤのままになっていることに、あきれてものも言えません。

すべて、法律や協約の隙間の問題なので(事実そうなのかは知りません)、最終的に処分なしで終わっても仕方ないのかもしれませんが、
少なくとも調査はして、結果を公表するべき。それがけじめというものです。
コミッショナーさん、わかっていますか?


スポーツは一定のルール、公平な条件のもとで競うところに面白さがあります。
結果として強いチーム、弱いチーム、金持ちのチーム、貧乏なチーム…さまざま出てきますが
それも公正な競争の結果であるからこそ、許容されるのです。
その最低条件が担保されていないスポーツなんぞ、誰が見るのでしょうか??

現在プロスポーツといえば、野球以外にサッカーもありますし、バスケ、フットサル、バレーなどもあります。
昔のプロ=野球の時代ではないのです。
ましてや「巨人、大鵬、卵焼き」の時代なんて遠い昔です。
プロ野球も数あるプロスポーツとしのぎを削る時代になっています。そのことに巨人以外の球団は気づき始めています。巨人だけは気づいていない。裸の王様です。

巨人も球界の盟主を標榜するのであれば、「内規」だろうが「申し合わせ」であろうが違反した以上は率先して襟を正すべきです。
加えて、野球全体の発展のために率先して動くべきです。
それが、紳士たる者の態度だと思いますが、今やっているのはまったく逆です。
平気でルールを破る、指摘されると怒鳴る…それが紳士の態度でしょうか?
もはや「紳士たれ」っていう言葉がギャグとしか思えません。


日本シリーズは巨人が勝ちました。
アンチ巨人ですのでその結果を苦々しく思いながらも、「それでもさすが巨人だ」っていうようになんとなく納得して祝福もできたのが去年まででしたが
今年はそんな気分になりません。
極端に言えば「この勝利も所詮ルール違反と恫喝によって得たものなんでしょ」っていう冷めた感情があります。
「野球というスポーツは好きです。ただプロ野球は見る気がしません。」っていう人が増えているように感じます。
プロスポーツにとって致命的な状況だと思うのですが???