カラフルな世界、モノクロの日常

鉄道、城、サッカーなど、自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししてきました。

国会議員の定数削減には反対です。

1票の格差の問題との絡みで議員定数削減の話がありますが
はっきり言って、断固反対です。

定数が削減されるということは、その分議員一人ひとりの権限は大きくなります。
たとえば、定数が100に削減されたとしたら、480分の1<100分の1なのは自明のことですから。
そして、国会議員は法律を制定することで国民を牢獄につなぐことも、財産を奪うことも可能です。
そんな絶大な権限を今のアホで何もできない議員さんたちに委ねていること自体が不安なのに、さらに権限を強化するなんて…
そんなこと、認められますか?

さらに言えば、定数が削減されると、自分たちの意見は反映されにくくなってしまいます。
1億分の480>1億分の100なのは自明のことですから。
ただでさえアホで何もできない議員さんたちにうんざりしているのに、さらに私たちの意見が国会に届きにくくなる…
そんなこと、認められますか?

議員定数削減は、行財政改革の一環として「国会議員も痛みを分かち合う必要がある」なんていう言葉で、
いかにも国会議員も身を削って痛みを感じているんですよっていう感じであたかも免罪符のように語られることがありますが
そんなもの欺瞞でしかありません。
本当に身を削るのであれば、歳費のカット、諸手当や特権の廃止を実施するべきでしょう。
耳当たりの良い言葉で国民を欺こうとするのはもうやめていただきたいです。

私自身としてはもっと優秀な人が来てくれるのであれば歳費をアップしてもよいとさえ思っています。
国会議員もボランティアではありませんので、見合うだけの給料はお支払いしなければいけないと思うわけです。
ただ、そのためには国会議員の方々にもそれに見合うだけ働いて成果を出していただくことが前提です。
ついでに言えば、そういう人を選挙で選ぶように私たちが考えなければいけないですよね。

簡単なことです。アホで何もできない議員は選挙で落としてしまえばいいのです。
国会議員も選挙に落ちればただのヒトですから。
(マトモな人が誰も立候補していない場合にはどうすれば良いのでしょうか?)