カラフルな世界、モノクロの日常

鉄道、城、サッカーなど、自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししてきました。

初めての国立

J2史上最多の4万7628人が集まったこの試合。

私自身は、新国立競技場初参戦でした。

 

座席が狭いなどよい評判を聞かない新国立競技場。ただ、期待値が低かったせいかそれほど悪い印象はもちませんでした。

確かに、座席の前後は狭いと思いましたが、その分スタンドの傾斜がきついので、ピッチがよく見えます。

全周にわたって広がる屋根には声がよく反響し、不思議なほどの一体感がありました。

ただ、全体的にチープさが目立つのも事実。これが先進国のナショナルスタジアムかと思うと恥ずかしくなるレベルです。

また、設備としても中途半端。ピッチが遠いのは球技用としては不満なのはもちろん、陸上もキャパが大きすぎて使いにくいはずです。一応世界陸上の会場になることは決まっているようですが、味スタ(トラック復活)や横国で十分ではないでしょうか?


一方、試合の方は2-2の引き分け。先制され、逆転し、追い付かれるという面白い展開でしたが、若干不満も残ります。


立ち上がりは4-4-2。ボールを持たれる時間が続きますが、ブロックの外で回される分には問題なし、と我慢強く対応します。

しかし、サイドチェンジして振られたとき、うまくスライドできず内に入ってくる選手を捕まえられない、というちばぎんカップのころからの課題は相変わらず。

2失点はいずれも同じ形。また、失点場面以外にも同じようなシーンが続きました。

 

また、守備のミスが目立つのも気になります。

後ろから丁寧につなごうという意図はわかりますが、相手に寄せられて窮屈になって、苦し紛れに出したパスをかっさらわれるというシーンがいくつか。ゴールキックも同様ですが、相手を前に引き出してそれをかわして数的優位をつくるという意図はわかるので、もっとオーガナイズする必要がありそうです。


一方、サイドからの攻撃がストロングポイントになっていました。田中、高木、椿、とサイドで勝負できる選手がそろっているので、もっと徹底してもよかったかもしれません。サイドで1枚はがせればそれだけでチャンスですし、その間にペナルティーエリア内の人数を増やせればシュート機会も増えるのではないでしょうか?

 

26試合を消化して勝ち点32。プレーオフ圏まで勝ち点差10、降格圏とは勝ち点差5。どちらの可能性も残る立ち位置はなかなかにスリリングです。

ポテンシャルはあると思っています。何かひとつピースがハマれば爆発する可能性も感じています。

 

ワクワクとハラハラの試合が続きそうです。

 

 

 

2023.7.16
J2リーグ第26節
ジェフユナイテッド千葉 2-2 清水エスパルス(国立競技場)

 

 

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