沖縄の話は中断して、今日のことを少々。
新型コロナウィルスのせいで、世の中自粛ムード。何となく出掛けることすらはばかられるような雰囲気ですが、人がまばらな屋外ならばいいでしょう?
というわけで、9時過ぎに四ツ谷駅に降り立ちました。
どこかでみたような駅舎。
新宿通りを西へ。四谷二丁目交差点を左折します。
すると目の前に、雰囲気の良い坂道が現れました。東福院坂というそうです。
その向こうには須賀神社の参道の階段。
公開から3年以上がたっていますが、今も撮影に来る人がいるようです。
私もその一人ですが・・・
2016年公開の「君の名は。」と、去年公開の「天気の子」。
全く異なる作品ですので、無理に比べる必要はないのですが、あえていえば、前者は「光」、後者は「影」。
実は、「君の名は。」を初めて見たのは、去年の年末でした。一方、去年公開の「天気の子」は秋に映画館で見ています。普通の人とは見る順番が逆だったということで、余計にそれを感じたのかもしれません。
そして、おそらくストーリーの持つ重さや深さは「天気の子」の方が勝っています。ただ、その分だけ、鑑賞後の余韻も重たいものがありました。
一方で、鑑賞後の余韻は「君の名は。」の方がすがすがしい。
私は「君の名は。」の方が好きですが、感じ方は人それぞれなのでしょうね。
信濃町駅の方へ歩いて、外苑へ。
これから聖地になる予定の、新国立競技場が見えてきました。
とても巨大なスタジアム。でも、なんとも中途半端なものを造ってしまったものです。
陸上トラックを併設しているもののサブトラックがないため大会には使用できませんし、陸上にはキャパシティが大きすぎます。
一方、球技は、トラックがあることでピッチが遠くなってしまい、観戦には不向き。サッカー日本代表の試合は球技専用スタジアムでしか開催しないというのが現在の原則ですし、Jリーグやラグビーのトップリーグのチームも本拠地として使用するには大きすぎます。
当初のデザインから、直前ですったもんだの上の変更。建築費用の高騰を指摘された結果だと思いますが、直前の変更と突貫工事になってしまったので、コスト低減の効果はどれほどあったのでしょうか?
おまけに、東京オリンピックそのものが中止になりかねない状況ですから、もう言葉がありません。
さらに10分ほど歩いて、鳩森八幡神社に到着。ちなみに、将棋会館は入れない状況なので外観を拝んだだけです。
境内には、立派な富士塚があります。これほど立派なものはかなり珍しいのではないでしょうか?
将棋堂というのもあります。
その鳩森八幡神社の鳥居前の交差点からのびる千駄ヶ谷大通り商店街には、「3月のライオン」のデザインマンホールがあります。
全部で6種類、9か所。
道の両側に点在していますので、往復すればすべて確認することができます。
「3月のライオン」、面白いですよね。
最初読んだときには画がしっくりきませんでしたが、アニメを見た後再度読み返したら、その世界観にどっぷりはまることができました。とても繊細な物語だと思います。
という感じで、ホーム増設工事がもうすぐ終わる千駄ヶ谷駅から帰りました。
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