私の故郷にJリーグを目指すサッカーチームができました。
去年、県3部リーグを全勝で駆け抜けて、今年は県2部です。
新型コロナの影響もあって無観客試合が続きましたが、ようやく現地観戦が叶いました。
選手の能力に差があって、ほぼハーフコートゲームでしたので、戦術云々を言っても仕方ないのですが・・・
システム的には4-3-3でしょうか?ビルドアップの時にはサイドバックが上がって、ボランチが下りてくるという感じです。
サイド攻撃に特長があって、立ち上がりから何度もクロスが入りました。アーリー気味のクロスが多いのは戦術でしょうが、若干急ぎすぎという感じ。
サイドがケアされると、中央からの崩しが目立ちましたが、相手も守備に人数を割いてスペースを消してきましたので、引っかかる場面も多くなりました。こういう展開で難しくなるのは、どのカテゴリーでも変わりませんね。
後半になると、再びサイドが活性化。相手選手の負傷もあって、サイドで時間を作って点を重ねました。
細かく言えばきりがないですが、堅実な内容だったと思います。
10年以内のJリーグ参入を目指すNAGAREYAMA F.C.ですが、道のりは長いです。
成績はもちろんですが、観客数やスタジアム、財務基準や下部組織の整備などいろいろなハードルがあります。
個人的にはスタジアムが気になるところ。しばらくは、鎌ヶ谷や松戸、柏の葉などを借りるのでしょうが、JFLに上がるくらいまでには、流山市内でのスタジアム建設にめどをつけてほしいです。
球技専用で2万~3万人、全面屋根付きで駅から徒歩10分以内。
運動公園周辺がベストだと思いますが・・・
NAGAREYAMA F.C.がJリーグ参入を果たすころには、流山も大きな転換期を迎えているはずです。
TX開業後に転入した人たちの子育てが一段落して、子供たちが親元から離れる頃。この世代交代がうまくいくかどうかで未来が決まります。
願わくば、その時までにNAGAREYAMA F.C.がこの地域の核、心のよりどころとして成長していてほしい。
リーグ戦開幕前にもかかわらず、50人以上のサポーターが来ていました。
そして、今日来た人たちは、チームがどういう状況になってもサポーターであり続けるでしょう。
こういう人たちを少しずつ増やしていく、輪を広げていけば、おのずと目標に近づいていけると思います。
これから紡がれていく歴史――
それを目の当たりにできることがとてもうれしくて、ワクワクしています。
2023.4.23
我孫子・鎌ヶ谷リバーサイドリーグ
NAGAREYAMA F.C. 7-0 FC HABLANDO(福太郎スタジアム)
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