せっかく弘前城に行ったので、もう少し写真を載せておきましょう。
弘前城は、本丸石垣の修理工事の真最中。
2021年度には天守が元の位置に戻ることを考えると、私のつたない写真もそれなりに貴重なものになるかもしれません。
下乗橋からの撮影スポットも今はこんな感じ。
本丸内から見た天守台。
本丸内に曳家された天守は、何だか間抜けです。
天守の中に入ってみましょう。
内部は、鉄骨により頑丈に補強されています。
そして、現存天守にもかかわらず、土足OKです。
全面にマットが敷かれているとはいえ、靴底で傷がついてしまいそうで不安になります。
いつもは、本丸から岩木山と夕陽を見るのですが、この日の天気は安定せず、岩木山も望めません。
とは言っても、夏場は17:00までらしいので、ここで夕陽を見ることはできないのですが、ね。
(桜の季節は夜まで解放しているみたいです。)
弘前城はいつ来ても気持ちの良い城跡です。
積雪を考慮して初重が高くなっている独特な櫓門。
現存する三重櫓も貴重です。
本丸の北側、護国神社のある四の丸は、三の丸から1段下がったところにあります。
一方、追手門の南側、禅林街のある方は台地がずっと続いています。
また、城の西側も本丸の背後から大きく落ち込んでいます。
これまであまり意識しませんでしたが、弘前城は台地の北西隅につくられたってことなのですね。
追手門からみると平城っぽいですが、地形の高低差をうまく利用した平山城だということがよくわかります。
天守が元の位置に戻るのは来年度。次回は工事が終わった後。できれば桜が満開の季節に来たいと思います。
その時には、新型コロナウィルスの流行も収束していますように。
(下の画像は2013年4月30日に撮影したものです)
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