東小泉駅から線路に沿って歩いていきます。
15分ほどの城之内公園が目的地です。
そのまま線路沿いに園内を進むと、立派な水堀と土塁が見えてきました。
すぐ横の線路を電車が駆け抜けていきます。
改めて、城内へ。
庚申塔が並んでいます。これは廃城後の江戸時代に作られたものです。
城之内古墳も復元整備されています。
完全に残る内堀。護岸工事がされていて旧状は失われていますが、雰囲気はよくわかります。
北東隅は張り出していて、虎口に横矢がかかるようになっています。
ここが防衛の要でしょう。
主郭東側の虎口です。土塁の切れ目がここにしかないので、主郭に入る虎口はここ1か所だけだったようです。
主郭内部は芝生の広場になっていて、この時はゲートボール場になっていました。
その中を突っ切るわけにはいかないので、土塁の上を1周することにしました。
まずは先ほどの北東隅の張り出し。土塁の上は広くなっているので、櫓のようなものが建っていたのでしょうか?
立派な土塁が続きます。
主郭を出て、内堀沿いに南側へ。南西隅が入隅になっています。
小泉城は戦国時代、長く冨岡氏の主城として機能してきましたが、豊臣秀吉の北条攻め後に廃城になった由。
それ以降430年近くたっているにもかかわらず、これだけの遺構が残っているのは奇跡にように感じられます。
小さな城ですが、結構楽しめました。
この後は西小泉駅まで歩きました。
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