カラフルな世界、モノクロの日常

鉄道、城、サッカーなど、自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししてきました。

訪城記 ~大智庵城~ 【2019.4.29】

GWの話がダラダラ続きます。


4月29日は、佐世保6:43発の松浦鉄道でスタートです。

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列車は佐世保の市街地を抜け、6:56に泉福寺に到着しました。

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下り坂という天気予報の通り、空は厚い雲に覆われ、今にも雨が降り出しそう。
降り出す前に駅に戻りたいので、早足で進みます。

まずは、泉福寺洞窟遺跡へ。

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ここは旧石器時代から弥生時代にかけて使われた住居跡。
ここから出土した石器や土器は重要文化財に指定されています。

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続いて大智庵城跡へ。
団地の裏の階段を登ります。

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尾根筋に出てさらに登ると、道が右に折れています。
正面の斜面の上は主郭ですので、ここが当時の登城路だとしたら、主郭からの横矢をかなり意識した縄張になっています。

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主郭に登ってきました。

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松浦丹後守政の墓。

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曲輪の周囲には土塁のような高まりは感じられません。

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曲輪から外を覗くと崖になっていて、その途中に帯曲輪があったらしいですが、薮が凄くてよくわかりませんでした。

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地形の急峻さは特筆すべきものの、みるべき遺構は多くありません。
先程の団地をはじめとして、開発により山が大きく切り崩され、遺構も失われてしまったようです。

尾根伝いにおりてくると、佐世保工業高校の前に出ました。

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ここには看板もあるので、車で来るならこちらからの方がわかりやすそうです。


ついでにもう1箇所、寄り道します。

歩いて10分ほど。西蓮寺の境内に向かう坂道を登ります。

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すると目の前に現れた、巨大な石橋、眼鏡岩です。

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人工的な石橋に見えますが、これが自然に造形されたものと言うのだから驚きです。

昼寝していた大きな鬼が起きて背伸びをした拍子に足で岩に穴を開けてしまった、なんていう伝説があるみたいですが、
波の侵食によりできた洞窟が隆起してできたもの、というのが正解です。

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岩のすぐ下まで行くことができますが、足下は一枚岩でとても滑りやすい。
危ないな、と思っていた矢先に滑って転んで肘を強打。悶絶しました。


なんとかもっていた天気も、眼鏡岩に到着する頃には雨になりました。
時間を追うごとに強くなる雨の中を泉福寺駅まで戻りました。

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