8月19日の話です。
休暇を取ったこの日は人間ドックでした。
午前中の検診が終わったのは10時過ぎ。午後の検診まで2時間以上空いてしまいましたので、
近くにある、沖山の塁に行ってみることにしました。
高島平団地の中を南下します。
典型的な「団地」、かつては日本全国に見られた風景ですが、少なくなりました。
また、急速な少子高齢化が問題となっているこのような団地ですが、高島平はどうでしょうか?
首都高速5号線にぶつかりました。
「高島大門」という意味深な交差点の名前です。
このあたりを通っていた鎌倉街道に関係があるのでしょうか?木戸のようなものがあったとか。
交差点の向こう側は台地になっていて、右手には赤塚城、左手に沖山の塁がありました。
沖山の塁は広大な赤塚公園の一角にあります。
高島大門の交差点のすぐ横から台地を登ります。
細長い平場に出ました。腰曲輪でしょうか?
さらに登ると、広場に出ました。
ここが主郭だったようです。
ここは、沖山遺跡という弥生時代の環濠集落の跡でもあります。
もっとも、世間的には城跡としての「沖山の塁」というよりは、弥生遺跡としての「沖山遺跡」の方が名が通っているようですが。。。
謎のモニュメント。
城跡の東側へ。遊歩道に沿って歩いていきます。
地形の凸凹が腰曲輪のように見えたり、堀に見えたりしますが、意識が過剰すぎますかね?
台地の中腹に横堀が巡っていたとのことですが、藪に阻まれてよくわかりません。
こういう場所は夏に来てはいけませんね。
東側の道路を挟んだところにある、堀跡のような地形です。
人工物のようにみえますが、入り組んだ台地の地形がそう見せているだけのような気もします。
台地の下にある水がたまったところ。縁に沿って長く続いています。
横堀の跡と錯覚しそうになりますが、低湿地帯だった時代の名残でしょう。
再び団地の中を抜けて、駅に戻ります。
↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので