カラフルな世界、モノクロの日常

鉄道、城、サッカーなど、自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししてきました。

流鉄流山駅と「万上線」

先週の土曜日の昼下がり。
馬橋駅から流鉄流山線に乗車しました。

11分ほどの乗車時間で到着する流山駅は、関東の駅百選にも選定されている流鉄流山線の終着駅です。
流山市役所の近く、流山の中心街にありますが、つくばエクスプレスの開業により空洞化が進んでいる印象。
流山市の中心機能は流山おおたかの森駅周辺に移りつつあるような感じです。
流鉄自身の経営も相当なダメージを受けており、流山駅の乗降客数が1日当たり1000人以上減ったといいますし、朝夕に運転されていた3両編成の列車はすべて2両編成になりました。

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5


駅舎は開業当時の建物を改築しながら使用しています。
東京近郊にあって自動改札がないのもとても珍しいと思います。
もちろん、SuicaPASMOなどのICカードは使用できません。

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8


歩道橋の上から見た駅構内。奥には検車区があります。
2017年7月30日で運行を終了し塗装変更を待つ「流馬」の姿が見えます。

イメージ 9


その歩道橋から反対側を見ると、駅から緩くカーブしていく道路があります。
これが野田醤油株式会社流山工場(現流山キッコーマン株式会社)に延びていた貨物線、通称「万上線」の跡です。
昭和4年に開業し、昭和44年まで使用されたとのこと。

イメージ 10


道路は緩いカーブを描いて、流山街道にぶつかります。

イメージ 11

イメージ 12


その先も道は続いていて、工場の塀の前で行き止まりになります。

イメージ 13


案内板と当時の写真の展示がありました。

イメージ 14

イメージ 15

イメージ 16



このあたりは、流山の旧市街地で古い建物がいくつか残っています。
また、新選組近藤勇が捕縛された土地でもあり、近藤勇が滞在したところに石碑が建てられています。

西に数分歩けば江戸川の河川敷に出ます。
春の風が通り抜けていきます。

イメージ 17




↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。
blogramランキング参加中! ←クリックはこちら。