8月12日は、中島公園駅6:13発の始発で札幌駅に向かいました。
それにしても、札幌市営地下鉄の始発はなぜこんなに遅いのでしょう?
各方面とも始発駅6:00発というのは遅すぎるようです。
大都会札幌ですから、朝早い人もいっぱいいるはず。現に、私が乗車した列車もかなりの乗車率でした。
6:35発のライラック1号に乗車します。
車両は、北海道新幹線開業により青函トンネルを追われた789系です。
滝川で根室本線の普通列車に乗り換えて、7:48着の赤平駅で下車しました。
駅設備は古くてさびれていますが、駅舎は「交流センターみらい」という観光案内所+公民館のような施設に建て替えられており、すこぶるきれいで大きな建物です。
ただ、私が到着したのは開館前だったので、勝手口のようなところから駅の外に出ました。
街の中を南東方向へ。この辺りは本町、そして大町という地名の地域です。
炭鉱が稼働していた当時から街の中心部だったところかと思います。
建物の密度は下がり、活気は失われましたが、それでも呼吸を続ける街の気配がありました。
さらに進んで、炭住が立ち並んでいた地域です。きれいに区画された街路と規格化された建物。だいぶ取り壊されて再開発されたようで、雑草が生えた空き地と新しいアパートが目立ちます。
この地区の中心にあった、公衆浴場。「住友地区共同浴場」という名称が在りし日の姿を髣髴させてくれます。
赤平東郵便局の前から、根室本線の線路を渡ります。
線路の向こうは樹木が生い茂っていますが、かつては炭鉱関連の施設で埋め尽くされていました。
その施設のほとんどは閉山後に撤去されてしまいましたが、残されたものもあります。
ほどなく見えてきたのは、「旧住友赤平炭鉱立坑」。
道を挟んだ向かい側には、「坑口浴場」。現在、敷地内に入ることはできません。
さらに、北西方向に歩いていくと、広い空き地の向こうに「旧北炭赤間炭鉱原炭ポケット」が見えてきます。
ここの裏山は、赤間炭鉱のズリ山です。その頂上には展望台が設けられており、777段の階段が通じています。
頂上からの眺望は素晴らしいらしいですが・・・私はパスしました。。。
歩き回っているうちに9時半過ぎになりました。頃合いになりましたので、先ほどの赤平炭鉱立坑に戻りましょう。
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