カラフルな世界、モノクロの日常

鉄道、城、サッカーなど、自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししてきました。

訪城記 ~神浦城~ 【2019.4.28】

GWの話が続きます。


4月28日は、長崎駅前6:36発のバスでスタート。桜の里バスターミナルで乗り継ぎました。

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神の浦に到着したのは、8:10過ぎ。ほぼ定刻でした。

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神の浦の集落を抜け、中学校横の交差点を曲がって山を登っていきます。

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バス停から10分ほどで、神浦城公園に到着。

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神浦城は神浦の集落に突き出た尾根の先端を利用した山城です。
先端部を堀切で区切って曲輪を形成していました。
城域の背後は尾根が標高をあげながら続いています。そのため、山の方からは城全体が見下ろされてしまう格好になり、あまり要害の地とは思えません。
しかし、船の航行と港への出入りを監視する目的であれば、理にかなっているとも思います。

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公園の整備にともない、発掘調査が行われました。
地面から生えている丸太は、その時検出された柱の遺構を表示したものです。

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そのほか、石組や炉の遺構もあるみたいですが、雑草が茂っていてよくわかりません。
また、空堀や切岸は完全に破壊されてしまいました。空堀の表示は無残としか言いようがありません。
城跡であることを公園のアイデンティティとするのであれば、もう少し何とかならなかったのでしょうか?

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公園から見る尾根筋の先端部分。
朧気ながら切岸と腰曲輪のような地形を観察することができます。

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四阿から見下ろす神浦の集落。
中央の三角屋根はフェリーターミナル。右の方に見える、建物が密集している島は九州最後の炭鉱、池島です。
この後は、あの島に渡ります。

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