カラフルな世界、モノクロの日常

鉄道、城、サッカーなど、自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししてきました。

訪城記 ~志苔館~ 【2016.8.12】

8月12日、10:30頃函館駅に着いた私は、駅前のバスターミナルの6番乗り場から11:28発のバスに乗り込みました。
路面電車の線路に沿って、五稜郭公園、湯の川温泉と抜けて、30分強で志海苔に到着しました。

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余談ですが、このバス停を通るのは、恵山御崎行や7系統の釜谷行などいくつかありますが、すべて合わせても1~2時間に1本という感じ。
バスで行く場合にはあらかじめ時間を調べておかないと大変なことになりそうです。


バス停の裏の海岸段丘の上にある志苔館跡までは歩いて5分ほど。
坂を登るとすぐ入口が見えてきました。

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志苔館は、室町時代「小林氏によって築かれたとされる道南十二館のひとつ」だそうです。1457年のコシャマインの戦いの舞台にもなりました。
その後廃城になり今に至ります。

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虎口は西側にひらき、二重の土塁と堀が構えられた厳重なもの。
ただし、横矢の意識は希薄です。もっとも、築城された年代を考えれば不思議なことではないと思いますが。

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主郭部は周囲を高さ1m~2mほどの土塁で囲まれています。
虎口部以外にもいくつか土塁の切れ目がありますが、これが当時からこうなっていたものなのかについてはよくわかりません。

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郭内にはいくつか建物があったとのことで、発掘調査に基づいて平面表示されています。ただし、草が茂りすぎていてよくわかりませんでしたが。

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函館山がよく見えます。

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帰りのバスの時間が気になるので、賞味40分ほどの滞在で引き上げました。
小さなお城ですので、これでも見学時間は十分です。
帰りがけに、地元の人に声をかけられました。
どこから来たのか訊かれたので「千葉から」と答えると、息子さんが千葉県に住んでいるとのこと。
しかも、詳しく聞くと、そのお住まいは私の家から歩いて20分ほどのところ。
こんな偶然あるでしょうか?
北海道まで来て、地元の話をすることになるとは思いませんでした。



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