カラフルな世界、モノクロの日常

鉄道、城、サッカーなど、自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししてきました。

目的は手段を浄化しない。

今話題の安保法制について
憲法学者がそろって違憲だという意見を述べたとか…

ま、当たり前ですよね。
別に驚きでも何でもありません。


というのも、
閣議決定による解釈の変更から安保法制にかけて
(さらに言えばその前の96条の改正の話も含めて)
余りにも議論が稚拙というか杜撰というか
近代的な法治国家とは思えないような話が繰り返されてきましたから。


中国の台頭やらなんやらで、憲法ができた当時と状況が変わっているのは間違いないでしょう。
(それがなぜ、集団的自衛権を行使できるようにすることにつながるのかについては理解できませんが…)
そのことを理由に政府と自民党は「切れ目のない安全保障体制の整備が必要だ」と言いますが、
必要であるならば、堂々と憲法改正を主張して国民のコンセンサスを得るようにするべきです。
それをやらない、あるいはできないというのは政治家の怠慢であり、能力不足と言わざるを得ません。

そもそも、そのあたりをちゃんと説明するような論理的な裏付けを準備できていないという
根本的に悲惨な状況なのかもしれませんが…
(今までの流れを見ているとその可能性が高そうです)


集団的自衛権の行使容認には反対ですし、安保法制は即廃案にすべきだと思いますが
それより以前に、これほどまでに杜撰で適当で知識のない男が総理大臣をやっている状況に耐えられなくなってきている自分がいます。
今までの言動を見るに、冷静で深い議論を求めても無駄だと思いますし、
そもそも議論に足るだけの知識と能力を持っているかも疑問ですし、
(一応)民主主義の法治国家を標榜する近代国家のリーダーとしてふさわしい言動を求めるのは無理だというのが見えてしまいましたので。
(少なくとも他の意見に対して聞く耳を持たないという態度は民主主義国家のリーダーとしては最低最悪だと思います)


というわけで、まずはあの男を早く辞めさせましょう。
そのあとで諸々のことについて冷静な議論をすればよいと思います。



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