カラフルな世界、モノクロの日常

鉄道、城、サッカーなど、自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししてきました。

訪城記 ~熊本城~ 【2013.8.10】≪後編≫

熊本城の2回目です。
前回は天守と本丸御殿大広間まででしたので、今日はその後です。


本丸を出て飯田丸五階櫓へ。2005年に復元された三層五階の櫓で内部見学可能ですが3階までしか上がれません。
でも、飯田丸五階櫓は内部3階という復元図をみた記憶があります。窓配置の関係で5階建てに見える、と。どちらが正解でしょうか?

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東竹の丸に入り、現存する平櫓郡を見学。

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竹の丸から再び城の中心部へ。石垣の重なりが美しく、連続する枡形の重厚な構造にうっとりします。

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再び東竹の丸を通り、不開門から城外にでました。不開門は17時にしまってしまうとのことで、追い立てられるように外に出ました。

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さらに北へと歩きます。堀底を利用した道路をまたぐと左手に長岡監物櫓(長岡図書預櫓)があります。
城内からも見たかったのですが、城内側は植物園になっておりしかも閉園時間を過ぎていたのであきらめました。

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最後に長塀を見学。どこまでも一直線の塀です。普通なら途中に横矢を設けたりするのでしょうが、文字通りまっすぐでした。

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熊本城は大々的な復元整備工事中であり、数々の櫓が復元されています。特に天守と並ぶシンボルであった五階櫓、大広間の復元が続いているのがうれしいところです。
石垣の美しさと相まって、誰が来ても楽しい城になっています。
一方で一連の工事に対して文化庁より「遺跡保護の視点が欠ける」と指摘されるなど、問題点もありそうです。
遺跡保存と観光利用は反する面もありどちらを優先するかは難しいところですが、
それでも遺跡は子孫に受け継ぐべき日本の財産ですので、いかに後世に伝え、遺していくかという点を優先して考えるべきだと思います。

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