カラフルな世界、モノクロの日常

鉄道、城、サッカーなど、自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししてきました。

東成田駅

上野から京成御自慢のスカイライナーに乗ってみました。
スカイアクセス(っていう名前がまだなじまない)が開通したのは2010年ですが、まだ乗ったことがなかったのです。いわゆる初乗りっていうやつですね。

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高砂まではたらたら走るものの、北総線に入ると一気に加速。
印旛日本医大を過ぎるとさらに加速し最高速度は160km/hに。
走りはなめらかで揺れもなく安定しています。まだまだ余力がある感じさえします。
それでも、土屋を過ぎてJRとの並走区間で、エアポート成田を追い抜いた際に、
相手が止まっているように見えるほど速度差があって感嘆しました。

空港第2ビルで下車し、東成田駅まで歩くことにしました。
改札を出ると、検問所の前に東成田駅への連絡通路がありました。本当に目の前なのでとても分かりやすいです。
ですが…非常に無機質で何だか不気味な感じの通路です。
人の気配はなく、やたらと防犯カメラが目につきます。

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かつて、成田空港の玄関としてにぎわった(であろう)東成田駅ですが、現在はその広いスペースを持て余しています。
コンコースは半分くらいを柵で仕切って使えなくしていますが、それでも広すぎるくらいです。
すぐ横のエスカレーター(人がいないにもかかわらず動いています)を登ると、第4ゲート(の跡)があります。
おそらくここで検問をしたあとバスで旅客ターミナルに向かったのでしょう。
新東京国際空港の表記が懐かしい感じです。
また、打ち捨てられた看板にも時代を感じてしまいます。空港反対集会って…もっとも、この問題は今も解決したわけではありませんが…。

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一方、「連絡バス乗り場」と案内板がある方にもう一つ出口があってここには第5ゲートというのがあります。
ここには(人通りがほとんどないにもかかわらず)2名の警備員がいて、身分証の提示を求められました。ご苦労様です。
ここを通れば空港の敷地に入ることができます。旅客ターミナルへは連絡バスが結構な本数あるようなので、一応空港アクセスに使用することも可能です。
空港の職員と思しき人が歩いているのを見かけたりしましたので、人の出入りはあるみたいです。

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切符を買って中に入ってみます。
こんな駅なのにセンサー式のエスカレーターが稼働しています。
写真を撮っていると突如そのエスカレーターが動いてびっくり。ホームから警備員が昇ってきました。
こんにちはと挨拶したら無視されました。あれは本当に警備員だったのでしょうか?

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ホームは2面4線ですが、営業に使用しているのは1面2線のみで、残りは留置線として使っているようです。
使われていないホームを見ると、なんと、駅名標が「成田空港」になっています。
ということは、東成田駅に改称された時点ではすでに使っていなかったということになります。
成田空港駅として開業したのが1978年で、東成田駅に改称されたのが1991年ですので、最長でも13年しか使用しなかったことになります。
なんだかもったいないです。

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せっかくなので芝山鉄道にも乗ってみました。
芝山鉄道は全長2.2kmの日本最小の私鉄です。空港建設のバーターとして建設されたイメージがあります。
終点の芝山千代田駅は1面1線の高架駅。すぐ横に整備場があるので、まだ空港の中にいるような感じがします。
駅はさらなる延伸が可能な構造になっており、その先も敷地は確保してあるようです。
駅前には九十九里方面への延伸を求める看板が建てられています。どれだけ実現の可能性があるのかわかりませんが、そうなれば、先ほどの東成田駅にも活気が戻るかもしれません。

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