カラフルな世界、モノクロの日常

鉄道、城、サッカーなど、自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししてきました。

唐津付近のごちゃごちゃ

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JR線の路線図はほぼ頭に入っていますが、
なかなか覚えられなかったのが、唐津線筑肥線唐津付近。

現在の路線図を見ると、筑肥線が分断されてしまっています。
このあたりの経緯が良く分かっていなかったので覚えにくかったのだと思います。

筑肥線は最初、東唐津スイッチバックして、松浦川の右岸を南下し山本で唐津線と合流、分岐していました。
しかし、福岡市営地下鉄乗り入れに伴う改良工事で虹ノ松原から唐津に直接向かう線路を新設し、かわりに虹ノ松原~山本間の線路を廃止。
結果現在のような線形になったようです。

そういえば宮脇俊三の『時刻表2万キロ』には、唐津線唐津西唐津を乗りつぶすために東唐津(旧)から西唐津までタクシーをとばしたという話が書かれていた記憶があります。
たしか、博多からの筑肥線の列車を東唐津(旧)で降り、タクシーで西唐津へ。唐津線にのり山本につくと、先に東唐津(旧)でおりた筑肥線の列車が接続待ちをしているので、見事に同じ列車に戻れる・・・という内容だったと思います。
当時は東唐津(旧)でスイッチバック、山本では唐津線とのとの接続のため、それぞれ停車時間が多くとられていたことから、このようなことが可能だったのですね。

ついでに・・・
この稿を書くために1964年の東海道新幹線開業時の復刻版時刻表を眺めていたら、山本~岸嶽間に支線の表示があります。運転本数もそこそこあったみたいです。
ただ自分はその支線の存在を全く知りませんでした。
調べてみると元々運炭路線として開通したようで、ご他聞に漏れず、炭鉱の閉鎖とともに衰退したようです。

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