カラフルな世界、モノクロの日常

鉄道、城、サッカーなど、自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししてきました。

京成千原線

その昔、千葉急行電鉄という第三セクターの鉄道がありました。
千葉市南部から市原市北部に広がるニュータウンのアクセス鉄道として設立されたものの、建設費の高騰と工事の遅れが収益を圧迫、さらに乗客の伸び悩みもあって1998年に清算されてしまいました。営業路線は京成千原線として運行が続けられています。

そんな千原線ですが、運賃が高い!
私は町屋駅から乗ったのですが、なんと、ちはら台駅まで900円もします。
ちなみに、京成千葉線内である千葉中央駅までは540円。千原線に入って隣駅の千葉寺駅までは730円。
別会社である千葉急行時代の運賃体系を維持しているためこのようないびつな状態になっているとのことです。
ちなみに沿線住民には高い運賃を忌避してJR鎌取駅を利用している人もいるみたいです。
北総鉄道なんかと同じ構図ですな。

千原線千葉中央駅から始まります。
複線の路盤が確保されていますが、単線です。
起伏の多い地形ですが、そのなかを高架と掘割を駆使して抜けていきますので、線形はすこぶる高級です。

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途中の大森台駅学園前駅で行き違いが可能です。
日中のパターンでは学園前駅で行き違うというダイヤになっています。

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終点のちはら台駅は2面3線を想定していたらしく、広い空間が確保されています。
ただ、現在は1面2線での営業ですので、余った空間は保線基地として使用されています。

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列車は20分間隔で日中でも片道3本が確保されています。

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小湊鐵道の海土有木駅方面への延伸が計画されていますので、駅の先にも導入空間が確保されています。
今後、陽の目を見ることはあるのでしょうか?

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折り返しの列車に乗車。
沿線にはきれいで新しい住宅地が続いています。
ただ、駅の間には緑も多く残っています。

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千葉の中心部まで戻って、喫茶店で休憩。
その後天皇杯を見にフクアリに向かいました。



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