カラフルな世界、モノクロの日常

鉄道、城、サッカーなど、自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししてきました。

函館の坂本龍馬

日本の歴史上の人物で絶大な人気を持つのが坂本龍馬
あの先進性、企画力、行動力、全てが羨望の的であります。
もっとも、このあたりは多分に司馬遼太郎の『竜馬がゆく』によるところが大きいので
実際はどうだったのかというと、なんとも言えない気がしないこともありませんが・・・

そんなわけで、今年のGWに行った高知では坂本龍馬一色になっていました。
そして恐らく長崎でも、京都でも同じような感じなのでしょう。

でも・・・
函館にも坂本龍馬がいるとは思いませんでした。。。


8月12日のはなしです。
函館駅から路面電車に揺られて函館山のほうに向かうと
十字街という電停の前に「北海道坂本龍馬記念館」なるものを発見しました。
思わず、衝動的に下車しました。

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確かに坂本龍馬が北海道開拓を本気で考えていた、ということは有名な話ですし
実際、坂本龍馬の子孫が開拓民として入植した事実もありますが、
坂本龍馬自身は蝦夷地に足を踏み入れたことはありません。

それなのに、何故!?

記念館の展示のなかに、龍馬の開拓精神を広く伝える必要がある云々の記載はありますが
少々こじつけが過ぎる気がしないでもありません。


しかも・・・
道路を挟んだ反対側には巨大な龍馬の銅像まであります。
函館の坂本龍馬は人差し指を天に突き上げています。
坂本龍馬銅像というと、桂浜にあるような棚に寄りかかって右手を懐に入れている姿が多いように思いますが
これはその点でオリジナリティがあります。

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突き上げたその人差し指は一体何を指し示しているのでしょうか???

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