カラフルな世界、モノクロの日常

鉄道、城、サッカーなど、自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししてきました。

福島交通飯坂線

白石城に行った日の夜は福島に泊まりました。
翌朝は8:12発の福島交通飯坂線の電車に乗るため、福島駅へ。

福島交通の福島駅はJRの改札がある駅ビルの横、ビルの隙間に隠れるように存在します。
同じホームを阿武隈急行と共用しているのが面白いです。

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方や旧国鉄のローカル線、方や地元密着の中小私鉄、出自が全く違いますが、こうすることが最もコスト面で有利なのでしょう。

入ってきた電車は元東急1000系の3両編成。
後付けの運転台がどこか不恰好です。
地方私鉄が3両編成を運転するというのは、かなり優秀だとは思いますが
設備が追いついていないみたいで、一部のドアが締め切りになっています。
ATSの導入に伴い、ホームにかからない駅ができてしまったためとのことです。

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所定通りに福島駅を発車。
急カーブで東北本線を乗り越えます。
その後もいくつかのカーブを通り過ぎると、県道3号線に沿って真っ直ぐに飯坂温泉を目指します。

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道路に沿った線路は、プライベートな小さい踏切が連続しています。
警報機も遮断器もない踏切、かなり珍しい存在になってしまいました。

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目の前に山が迫ってきました。少しずつ登っているようです。
登りきれなくなって斜面に突き当たったところが終点飯坂温泉駅

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線路1本の両側にホーム。かなり充実した設備です。
行楽シーズンには相当賑わうのでしょうね。

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折り返しまで時間があったので、隣の花水坂駅まで歩いて見ました。
上り列車に乗車。元東急1000系の2両編成です。

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それでもまだ時間が余っていたので、車庫のある桜水駅で途中下車。
福島交通といえば、元東急7000系のイメージがありますが
停泊しているのは1000系が多数派。急速に世代交代が進んでいるようです。

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桜水駅の駅舎。飾り気がありませんが、古さと相まってとても趣きがあります。

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駅に戻ったら下り列車が先に来たので乗車し、平野駅で降りてみました。

5分ほどの待ち時間でやってきたのは元東急7000系
ようやく出逢えたという感じです。
元東急5000系の後継として全国に散らばった7000系ですが、全国的に数を減らし始めているようです。

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行きつ戻りつでしたが、賞味1時間半ほどで福島駅に戻ってきました。

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JRのホームにいったら、ちょうど「とれいゆつばさ」が停まっていました。
写真を撮って発車を見送った後、東北本線の上りで郡山へ。
磐越西線に乗り換えて会津を目指しました。

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