高取城から壺阪山駅まで歩いて戻って、14:37発の吉野行に乗車。
吉野口で乗り換えて、16:36和歌山着。
東口は、県都の代表駅とは思えない雰囲気。まさしく駅裏という感じです。
和歌山電鐵に初乗車。17:07発の貴志行です。
和歌山電鐵は、貴志川線14.3kmを営業しています。南海電鉄貴志川線を2006年に引き継ぎました。
岡山電気軌道の子会社であることが会社設立当時話題になりました。
大手私鉄のローカル線が本体から切り離される例が最近多いです。貴志川線も南海電鉄が廃止検討を表明したことで新会社設立となりました。
和歌山の近郊輸送を担い、輸送密度も3000前後はあるようですので、存続の判断は大正解。赤字は続いているようですが、廃止してバスに置き換えるには荷が重い輸送密度かと思います。
JR線から分かれて田中口。
軌道はPC枕木化され道床も厚いようです。乗り心地は悪くありません。
元々大手私鉄だった名残かと思いましたが、すぐに木枕木に戻ってしまいました。軌道更新の途中だったみたいです。
ひどい写真で恐縮ですが、難読駅名として有名な伊太祁曽。小さな車庫があります。
車両は南海から引き継いだ2270系2両編成に統一されています。
水戸岡鋭治氏デザインにリニューアルされ、編成毎に異なった意匠になっています。
貴志到着。和歌山から32分ほどです。
日中は30分毎ですので、3編成使用になっています。
運転間隔を40分毎などにすれば、運用を減らせますが、何とかこの利便性を維持してほしいです。
すぐの列車で折り返し。和歌山に戻ってきました。
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