埼玉県西部の多摩湖周辺には西武鉄道の3路線がのび、国分寺周辺及び拝島線と絡んで、このあたりの路線網はかなり複雑です。
その歴史的な経緯は本が1冊書けるほど興味深いものですが、ここでは割愛。
とりあえず、未乗だったこの辺りの路線に乗りに行ったという話です。
7月16日、この日は雨が降ったりやんだりの生憎の天気。
朝11時ころに到着した東村山駅は高架化工事中でした。
まずは西武園線に乗車します。
3分で西武園に到着。
競輪場に直結した2面3線の駅は、1編成がピストン輸送する現在の状況から見ると持て余し気味の様子。
東村山に戻って国分寺線に乗り換え。
西武園線と国分寺線はホームを前後に分割して共用しており、同一平面での乗り換えが可能です。
国分寺駅まではわずか7.8km。所要時間は12分ほどです。
八坂駅を過ぎたところで、国分寺線と立体交差すると、徐々に緑が近づいてきます。
武蔵大和を過ぎると勾配がきつくなり、丘陵地帯に頭を突っ込むように多摩湖駅に到着しました。
西武山口線は案内軌条式鉄道、俗に新交通システムと呼ばれるシステムを採用した路線。
かつては、軌間762mmの軽便鉄道でしたが、大規模な改良を経て、1985年に現在の姿になりました。
東中峯信号場で行き違い。
西武球場前駅は、3面6線。
プロ野球の公式戦のある日には、ゲームセットの頃になると臨時列車がホームを埋め、観客を飲み込んで次々と発車していく光景を見ることができます。が、公式戦のない日は閑散としており、日中は1番線のみの使用。この日はイベントが行われていたようですが、人通りはまばらでした。
狭山線で西所沢駅に到着したところで、今日のミッションは終了。
細々と乗り継ぎを繰り返したが、どの路線も運転本数が多いため、待ち時間もなくスムーズに進みました。
↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。