カラフルな世界、モノクロの日常

鉄道、城、サッカーなど、自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししてきました。

田和山遺跡

1カ月以上経ってしまいましたが、GWの話にもう少しお付き合いください。

 

 

米子13:42発の出雲市行は、キハ47系2両編成。出雲市までは電化されていますが、普通列車気動車が多数派のようです。

 

松江で下車。14:50発の南循環内回りに乗り換えて田和山史跡公園で下車しました。



田和山遺跡は、台地の先端部に三重の環濠を持つ弥生時代の遺跡です。

隣接する松江市立病院の建設の際に発見され、その特異性もあって発掘、整備、保存されるに至りました。

環濠内部に集落があるのが普通ですが、この遺跡の環濠内は狭小で2棟の建物跡が見つかったのみ。集落は環濠の外にありました。

相当な土木量を投下してまでなぜ堀をつくったのか、その堀で何を守ろうとしていたのか、研究と論争が続いているようです。

 

その遺跡へのアプローチは急斜面。ただ、この道は後付けなので、当時の導入路とは異なっていると思います。

奥は発掘調査の結果を踏まえた、復元建物。

 

その向こうに三重の環濠。


地形に沿って掘られており、土を盛り上げたのか、堀の間に土塁もあります。

 

環濠内の頂上には2棟の建物跡が見つかりました。

 

眺望が開け、宍道湖が良く見えます。

この景観が、この遺跡の性格を考えるうえでカギのひとつになるような気がします。

 

東側と南側の環濠。



見れば見るほど不思議な遺跡ですが、帰りのバスの時間が迫ってきました。

滞在時間30分ほど。駆け足ですが、次に行きます。

 

 

 

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