米子城からの帰り道、市内に保存されている、日ノ丸自動車法勝寺電鉄線で使われたフ50形客車を見に行きました。
元々湊山公園で保存されていましたが、荒廃が進んだため、2000年に修復、移設されました。
現在の保存場所は米子駅から歩いて5分ほどのところです。
修復の際の調査で、1887年(明治20年)英国バーミンガムで製造され、関西鉄道が1889年(明治22年)に輸入した日本国内現存最古の木造2軸三等客車であることがわかりました。
客車の前は広場になっていて、この日はイベントが開かれていました。
客車の周囲には物々しい柵はありません。理想の展示かと思いますが、イタズラされないか少し不安になります。
日ノ丸自動車法勝寺電鉄線は米子と法勝寺の間12.4kmを結んでいました。
米子駅は駅裏にありました。現JRの米子駅とは離れていて、乗り換えにも時間がかかったようです。
沿線には今も遺構が散在しています。道路になったところも多いですが、地図上で廃線跡をトレースすることは可能です。
法勝寺へはバスがあるようなので、訪問することは可能だと思いますが。。。
駅に戻って、13:42発の出雲市行きに乗車しました。
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