千葉県民にとって最も縁遠い特急列車、それは成田エクスプレスです。
成田空港へは、一般列車で十分だし、そもそも、都内から空港までノンストップの列車には乗車しようがありません。
というわけで、3月19日。
せっかくの3連休ですが天気があまりよくない、ということなので、満を持して乗車してみました。
今更ですが、初乗車です。
大船13:10発の成田エクスプレス31号を待ちます。
入線してきたのは、E259系6両編成。
列車を待つ人はまばらで、私が乗車した車両は貸し切り状態で発車しました。
戸塚は、東海道線の線路に転線して2番線に停車しました。
わざわざ2回も交差支障を発生させてまで転線する意味が分かりませんが理由をご存じの方はいらっしゃいますか?
大船を4分前に出た千葉行きの列車をパスするためかと思いましたが、横浜到着時点で2分差に縮まるものの追い抜くには至らず。結局この千葉行きには市川まで先行を許すことになります。
東京で新宿からの6両を増結し12両に。
総武快速線に入って地上に出たあたりから特急らしい走りになりました。
千葉に停車。
成田エクスプレスの千葉停車は千葉県が長年要望し続けていましたが、当初は都内から空港までノンストップが基本でした。
現在は千葉停車が大勢になったようで、朝夕には四街道や佐倉、成田に停車する列車もあります。
この日は数人の下車があった模様。それなりに利用客がいるようです。
成田を通過。
土屋から成田新幹線の高架橋に駆け上がります。寄り添う線路は成田スカイアクセスの標準軌。ここから空港までは単線並列になります。
14:58に成田空港到着。
新幹線規格を基本とした設備はとてもゆったりとしていますが、人影はまばらでその大きさを持て余している感じ。
新型コロナウィルスの影響で、国際線が主体の成田空港は壊滅的な打撃をうけています。
成田エクスプレスも今回の改正で1時間に1本に削減されました。かつては30分に1本で遠く大宮や高尾、河口湖にも足を延ばしていたのですが。。。
いろいろなものが限界を迎えつつあるように感じられます。
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