カラフルな世界、モノクロの日常

鉄道、城、サッカーなど、自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししてきました。

訪城記 ~鹿児島城~ 【2021.4.30】

知覧の戦争遺跡をぐるぐるして、何となく暗い気持ちに押しつぶされそうになりましたが、

気を取り直して、特攻観音入口からバスに乗車。

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このまま鹿児島市街まで戻っても良いのですが、変化をつけたくて谷山電停前で下車。

路面電車に乗り換えて鹿児島市の中心部を目指します。

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朝日通で下車。

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歩いて5分ほどで鹿児島城の堀端に出ました。

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鹿児島城(鶴丸城)は、城山を背後に、堀をコの字に回した簡素な縄張。

島津氏77万石の主城としては、シンプルすぎる気がします。

そもそも、九州の南端という地理的な面、および領内各地に拠点を持つ外城制のことを考えると、この程度で十分ということなのでしょう。

背後の城山を詰の丸と考えれば、防御力は低いものではありません。

実際、西南戦争の時は西郷隆盛が城山に籠っていたわけですし。

 

それでも堀は広く、石垣は高く、その威容は太守にふさわしいものに感じられます。

特に2020年に復元された御楼門は、その巨大さに圧倒されます。

天守を持たない鹿児島城ですが、この城門がそれに代わるシンボルだったのでしょう。

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御楼門の前を過ぎて、城の北東隅。

鬼門除けのため、ささやかな入隅になっています。

 

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北御門から城内へ。

御殿が建ち並んでいたところには、黎明館という県立博物館があります。

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御楼門は内枡形になっていて、石垣には西南戦争の時の弾痕が今も残ります。

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御楼門を改めて見学。新築特有の白い木材が印象的です。

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城山に登ると桜島が良く見え、夜景もきれいですが、今回は割愛。

下の写真2012年に撮影したものです。

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西南戦争の弾痕が残る私学校跡の石垣をみながら、鹿児島駅へ。

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17:37の列車に乗車し、この日は宮崎に宿泊しました。

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