働き方改革とかなんとかで、私の会社も年5日以上の有休取得が必須になりました。
せっかくの休みなのでどこかに行こう、と考えたのですが、天気予報がイマイチです。
というわけで、乗ったことがない「Laview」に乗りに行くことにしました。
電車に乗っている分には、天気が悪くても大丈夫ですから、ね。
西武001系「Laview」が登場したのは2019年3月のことでした。
もう2年もたつのですね。時間の流れは速いものです。
「風景に溶け込む特急」というコンセプトもなかなかですが、公表されたイメージが斬新でした。
本当に透き通っているような感じだったと思います。
実際に登場した車両は、イメージの衝撃からはだいぶ落ち着いた、というか、鉄道車両らしい雰囲気になっていました。
シルバーメタリック一色の車体はテカテカ、ツヤツヤで、良くも悪くも西武っぽさが薄くなった印象です。
特急ホームからはみ出している先頭部分から。
砲弾型の形状と三次元の曲面ガラスが特別感を演出しています。
でも、これカッコいいですかね?
南海のラピートなども同じですが、初見での判断に困るデザインです。
慣れればそれなりでしょうが。。。
足下まである大きな窓が印象的です。
デッキや座席は黄色でまとめられています。この黄色は西武のアイデンティティを表現しているのでしょうか?(たぶん違う)
2021年2月26日、朝8:30発のちちぶ7号はガラガラで出発しました。
池袋発車時点で、私の乗車した1号車は私を含めて2人だけ。平日の朝の下りとはいえかなり寂しい乗車率です。
あれはなんだ!?
飯能で方向を変え、9:51定刻に西武秩父に到着しました。
朝ラッシュ時、単線区間、スイッチバック、と厳しい条件の中ですが、評定速度56km/h強というのはすこし寂しい数字でしょうか。
ま、観光用の特急としてはこれで十分かとも思います。
せっかくきたのにそのまま帰るのももったいないので、夜祭で有名な秩父神社へ。
西武秩父駅から10分ほどでした。
本殿や拝殿の施された彫刻は名工左甚五郎の作と伝わります。
削り取られて山容を刻々と変えている武甲山も秩父らしい風景です。
この武甲山は秩父神社の御神体だそうです。ご神体を削ってしまうのですから、日本人もなかなかですね。
駅に隣接したフードコートでわらじかつ丼。
12:07発の上り列車に乗車しました。
滞在2時間強。何しに来たんだ、と言われてしまいそうですが、「Laview」に乗るのが目的なので、これで十分です。
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