徳島に宿泊して、翌12月30日、7:05発の板野行でスタートです。
キハ40の2両編成。JR四国でもキハ40を見る機会は徐々に少なくなってきました。
20分ほどの勝瑞で下車しました。
最初の目的地、勝瑞城は駅から歩いて10分ほど。
満々と水をたたえた堀が見えてきました。
曲輪内は見性寺の境内になっています。
北側には土塁も残ります。
東側の水堀
西側。
小さな城ですが、遺構もよく残っていますので楽しかった
とここで満足してしまうと、この城の真価を見逃してしまうことになります。
続日本100名城に指定されるほどの価値、その一端は見性寺から歩いてすぐの勝瑞城館跡で感じることができます。
この広大な敷地は、工場が撤退したことによるもの。遺構の調査・保存という観点で見ればラッキーでした。
発掘調査の成果が表示されています。
堀はかなり浅く表現されていますが、当然ながら実際にはもっと深いものでした。
曲輪内に土塁が伴わない、とのことですが、掘った時に出た土はどこに持って行ったのでしょうか?
勝瑞城の城域は広大です。
すこし離れていますが、国史跡の指定範囲に入っている正倉寺跡も気になります。
ただの空き地でした。
調査、整備はこれからなのでしょうね。たぶん。
駅に戻って、9:37発の鳴門行に乗車。
池谷でうずしお8号に乗り換えました。
この特急が勝瑞に停車してくれればよかったのですが。高徳線の特急停車パターンは複雑でよくわかりません。
先行車4両のみの製造に終わった不運な2600系の2両編成でした。
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