9月20日の話、続きです。
西崎山環状列石から再び海岸線へ。「フゴッペ洞窟」に向かいます。
「フゴッペ洞窟」は、続縄文時代の「岩陰遺跡」です。壁面に人物や動物、船を思わせるような刻印がびっしりと刻まれています。同様の遺跡に「手宮洞窟」がありますが、どのように関係していているのか自分にはよくわかりません。
ちなみに、途中で見つけた橋。すごく難しい字を書くのですね。
展示施設が洞窟の開口部を覆うように建てられています。
肝心の洞窟は・・・密を避けるということで非公開になっていました。残念。
すぐそばのバス停から余市駅へ。
10分ほどで到着しました。
列車まで時間があるので、ニッカウヰスキーの余市蒸留所に行ってみます。
NHKの連続テレビ小説「マッサン」が放送されてから5年以上たっていますが、観光客は絶えないようです。
現在は、工場見学やレストラン、直売所の利用は完全事前予約制になっています。それを知らずに来て引き返す観光客を何組か見ました。
私も予約していませんので、外観を眺めるのみです。でもとても趣のある建物ですので、それなりに満足しました。
13:47発の小樽行に乗車します。
入線してきたのは、新鋭のH100。「DECMO」という愛称がついています。
日本海の海岸線を軽快に走り抜けて、14:12に小樽に到着しました。
14:0発の快速エアポート156号で空港に向かいますが、今回はUシートを使ってみました。
普通車とグリーン車の中間に位置づけられる、JR北海道独自のサービスですが、快速エアポートのそれは、特急の普通車並みのリクライニングシート。首都圏の普通列車のグリーン車みたいな感じですね。
料金は530円。小樽からだと1時間15分ほどの乗車時間があるので、お得感があります。
乗車したのは721系。Uシート車は改造によるものですが、落ち着いた感じの内装にまとめられています。
しかし、窓とシートピッチがあっていません。
人の出入りが少なく、多くの乗降があるはずの札幌駅でも喧騒とは無縁でした。この静かさも価値のひとつですね。
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