先週末は大阪へ出張でした。
目的を済ませたのち、大阪に宿泊。明けて6月6日は家に帰るだけでしたので、少し早起きして近鉄に乗ることにしました。
大阪難波駅に7時半過ぎに到着。
早速、3月14日にデビューしたばかりの80000系「ひのとり」の特急券を購入しました。通常の特急料金に、特別車両料金として200円が加算されます。
発車10分以上前に入線してきました。
つやのある車体塗装が素晴らしい。まだ新車ですので、汚れやくすみは全くありません。
この状態を長く維持していただきたいと思います。
※写真の真ん中あたり、縦に筋が入っています。撮影しているときには気づきませんでした。ひどい写真で申し訳ありません。
デッキに入ると、ちょっとした休憩スペースとコインロッカーがあります。
また、プレミアム車輌のデッキにはコーヒーとスナック類の自動販売機があるそうです。
一方、車内販売はなく、「しまかぜ」のような供食スペースも設けられませんでした。
車輌は豪華ですが、ビジネス利用主体ということなのか、サービスは割り切っている感じがします。
レギュラーシートは、横4列なのは従来通りですが、前の席との間隔はJRのグリーン車並みを確保しています。
バックシェルがあるので、後ろの席を気にすることなくリクライニングが使え、しかも、背もたれと座面が連動していて、背を倒すとともに座面が持ち上がって、包まれるような感覚を味わうことができます。
フットレストを使えば、体全体が安定してとても快適です。自分にとっては、レギュラーシートで十分です。
伊勢中川の短絡線を通って、
2時間少々で近鉄名古屋駅に到着しました。
新たなフラッグシップとして、近鉄が威信をかけて導入した8000系。
新型コロナウィルスの所為でしょっぱなから躓いた感じになってしまいましたが、そのグレードは疑うべくもありません。
しかも、72両を一気に投入し、名阪甲特急をすべて置き換えるとのことですので、「しまかぜ」のような特別な列車ではなく、日常の列車として「ひのとり」を育てていこうとしているのがよくわかります。
一方で、アーバンライナーより定員が少なくなっており、特別車両料金という実質的な値上げをしているところに、近鉄の苦悩を感じることができるような気がしますが、
どんなもんでしょう?
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