浦添城からてだこ浦西駅にやってきました。
2019年10月1日に開業したばかりの駅は、ホームと軌道を一体で覆う巨大なドームが印象的。
ホームの北側には空間があります。留置線を増設する計画でもあるのでしょうか?
ホームの先には保線基地。この先への延伸計画もないわけではないようです。
駅を出発すると、トンネルをくぐります。
急こう配を一気に駆け上がって、浦添前田駅。
この辺りは地形が結構複雑ですが、勾配に強いというモノレールの特性にモノを言わせて、アップダウンを繰り返します。
経塚駅に到着。
左に急カーブを取り、山を丸ごと切り抜いたような巨大な切通しを通過します。
石嶺駅を過ぎ、汀良の交差点を右に曲がると首里駅に到着しました。
ゆいレールが開業して17年。
軌道系交通機関に永く恵まれなかったため、その先行きを危ぶむような声も開業当初はあったといいます。
しかし、その定時性、安定性が評価され、さらに観光客の利用が伸びたこともあり、その懸念は杞憂に終わりました。
現在は、さらなる増発や3両編成への増結も検討されているといいます。
さらに、昨年の延伸によりその恩恵は浦添市へと広がりました。てだこ浦西駅には高速バスの停留所が開設され、交通の結節点としても機能しています。
さらなる延伸の計画もないわけではないようですが、既設線のルートや速度を考えると、今以上の長距離輸送を担うのは無理があるでしょう。
より広域の輸送を軌道系交通機関に担わせるのであれば、普通鉄道を別途建設する必要があります。そして実際にその構想もあります。
ゆいレール開業前から考えれば、状況はかなり進展しています。ゆいレールの成功により、軌道系交通機関に対する懐疑的な見方は払拭され、その有用性が認識されているというのが大きいことかと思います。
牧志駅で下車して、国際通りを散策。平日ですので、観光客は少なめです。
那覇市歴史博物館に寄り道しました。
16:45のANAで帰宅しました。
2月8日~10日の沖縄旅行の話はこれで終わりです。
ダラダラ続きましたが、ありがとうございました。
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