津和野 (JR西日本)
12月6日〜7日に行われた第32期竜王戦の第5局は豊島将之名人が広瀬章人竜王に勝ち、竜王位を奪取しました。
会場となった藩校養老館は、津和野8代藩主亀井矩賢によって1786年に創設されました。
現在の建物は1853年の大火の後に整備されたもので、近年、復元整備が行われたとのことです。
その前に掘られた掘割とそこを泳ぐ鯉と合わせて、山陰の小京都、津和野の象徴的な風景になっています。
これで、将棋の八大タイトルは、豊島将之二冠、永瀬拓矢二冠、渡辺明三冠、木村一基王位が分け合い、
一時期の8人で分け合っていた状況から徐々に集約されてきた感じがします。
それでも、今期のタイトル戦では、防衛で終わったシリーズはなく、豊島竜王名人も2度防衛に失敗していることを考えると
すぐに誰かの時代が来るということではなく、群雄割拠の状況がもう少し続くでしょう。
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