カラフルな世界、モノクロの日常

鉄道、城、サッカーなど、自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししてきました。

戸町番所、小菅修船場、そして鍋冠山公園

魚見岳台場を後にして、長崎市の中心部に向かって歩いていきます。

 

戸町、国分町と海沿いに進みます。このあたりは、町工場や小さな造船所が多いところみたいです。

 

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そんな街並みの中に、突如立派な石垣が現れました。

 

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ここには戸町番所という船の出入りを監視する役所がありました。
幕府の指示により、佐賀藩筑前藩が交代で警備、監視に当たっていたとのことです。
当初は仮小屋で建てられたため、定期的に建て直しされていました。現在の姿が整ったのは両藩の合意の上、本建築となった1648年のことみたいです。
跡地には、「境界標柱として建てられた北側の5番・6番・7番と東側4番の石柱」が残っているとのことですが、私は見逃しました。下調べを怠りましたので。

 

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歩いて5分ほどで小菅修船場。入り江の奥をうまく利用しています。

 

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ここは、「蒸気機関を動力とする曳揚げ装置を整備した洋式スリップ・ドッグ」。1969年に完成しました。
国指定史跡であり、「明治日本の産業革命遺産」の構成資産のひとつとして世界遺産にもなっています。

 

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ここからは山登りです。
長崎らしい、細い坂道を抜け、

 

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新興住宅地の中を登っていきます。

 

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歩いて20分ほどでしょうか?
息が切れ、足が棒になったところで、鍋冠山公園に到着しました。

 

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眼下には長崎港が広がります。
国際ターミナルから「バイキング・オリオン」が出航していきました。

 

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徐々に陽が落ちていきます。

 

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ここは、隠れた夜景スポット。稲佐山ほど有名ではありませんが、その分空いています。
下の写真の左側、山の上にある青い灯が稲佐山稲佐山を背景にするというのがここのメリットかも。稲佐山からは稲佐山は見えませんから(当たり前だ)。

 

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ライトアップされた女神大橋

 

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帰りはグラバー園の方に歩いていきます。
街灯が多いので、人家がまばらなところですが危なくはありません。

 

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石橋から路面電車長崎駅へ。この日は駅近くのホテルに泊まりました。


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