カラフルな世界、モノクロの日常

鉄道、城、サッカーなど、自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししてきました。

札沼線

いささか古い話ですが、夕張に行った翌日、8月10日は札幌8:56発のオホーツク1号に乗車しました。
キハ183系の4両編成でした。淘汰が進んでいますので、これが最期になってしまうかもしれません。

イメージ 1


7;55着の滝川で下車しました。

イメージ 2



滝川駅からは歩きます。バスもあるのですが、1時間45分も時間があるので歩きでも十分間に合います。
石狩川を渡り、新十津川町に突入。

イメージ 3

イメージ 4


さらに徳富川を渡ります。

イメージ 5


橋の上から、上流側を見ると、いかにも怪しげな朱色の鉄橋。
札沼線廃線跡に違いありません。

イメージ 6


札幌の隣駅である桑園駅新十津川駅を結ぶ札沼線ですが、1972年までは留萌本線石狩沼田駅まで線路が伸びていました。
札幌と石狩沼田を結ぶから札沼線、まさに名は体を表す、ですね。

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9



そして現在の終着駅である新十津川駅に到着。滝川駅から1時間15分くらいかかりました。

イメージ 10


新十津川駅はとても小さな駅舎を持つ1面1線の終着駅。
時刻表がスカスカですが、それも道理。2016年3月のダイヤ改正で1日1往復に削減されてしまいました。
9:40発が始発であり、終発ということになります。

イメージ 11

イメージ 12


どこからともなく園児の集団が現れ、駅がにぎやかに。
そして下り列車が到着しました。
車内からは20人ほどが下車。先ほどの園児の歓迎を受けています。
10人ほどが折り返し列車に乗車しました。

イメージ 13

イメージ 14

イメージ 15


下徳富、於札内、札的、晩生内、札比内、知来乙といったいかにも北海道らしい駅名の小さな駅ひとつひとつに停車し、1時間20分ほどで石狩当別駅に到着しました。
すでに札幌の都市圏。電化され運転本数も格段に増えます。

イメージ 16

イメージ 17

イメージ 18

イメージ 19



新十津川駅に行ったのは3回目でした。
1回目は20年以上前に父と。2回目は2014年の夏。
その間に列車はどんどん削減され、先に書いた通り1往復になってしまいました。
1往復しか走らない鉄道に意味はあるのでしょうか?
石勝線夕張支線と同様に「JR単独では維持困難な線区」にも挙がっている北海道医療大学新十津川間については、鉄道としての使命は尽きたと判断せざるを得ないように思います。


4回目の訪問はかなうのでしょうか?


イメージ 20




↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。
blogramランキング参加中! ←クリックはこちら。